
中道改革連合の選挙区で当選した7人は「神セブン」って呼ばれてるんだって。アホか?アイドルのつもりなのか、おっさんたちが…。
衆院選で167議席から49議席へと激減した中道改革連合。立憲民主党と公明党が合流してできたこの党は、結党からわずか数か月で焼け野原と化してしまった。そんな絶望的な状況の中、小選挙区で勝ち上がった立憲出身者がたったの7人。それを「神セブン」だの「7人の侍」だのと持ち上げているのだから、もはや笑うしかない。
いや、笑えないのである。いや、笑えない。
また裏金ガー 変わらぬ批判体質
「神セブン」の1人である小川淳也氏が代表選への出馬を表明した。その記者会見で彼が何を語ったか。「裏金をもらった人がたくさん復活してきているようだ。なかったことにさせるつもりはありません」だそうである。
正直、わたしは耳を疑った。
今回の選挙結果が物語っているではないか。国民はもう裏金問題に関心がないということを。あれだけメディアが騒ぎ立て、野党が国会で追及し続けたにもかかわらず、自民党は圧勝した。高市早苗総理のもとで自民党は議席を大きく伸ばしたのだ。
つまり、有権者はその問題を選挙の争点としなかったということ。経済政策や安全保障、そして政党としての信頼性。そういった総合的な判断で自民党を選んだ人が多かったのではないだろうか。
それなのに小川氏は「なかったことにはさせない」と息巻いている。いったい誰に向かって言っているのか。選挙で審判は下された。民意は示されたのだ。その現実を受け止められないまま、同じ批判を繰り返す姿勢。これこそが旧立憲民主党が支持を失い続けてきた原因ではなかったか。
内紛に明け暮れる迷走ぶり
しかも党内はガタガタである。11日に開かれた議員総会では、比例名簿の扱いをめぐって不満が続出した。
今回の衆院選では、比例名簿の上位に公明党出身者が並び、全員が当選。一方で立憲出身者は小選挙区での激戦を強いられ、比例復活の道も断たれて大量落選となった。そりゃあ不満も出るだろう。「次回も同じアレンジメントになる可能性があるのか」「全員平等に扱われるのか」という声が相次いだという。
野田佳彦共同代表の答えは「最大限」という曖昧な言葉だけ。落選した仲間たちが寒空の下で街頭に立っているというのに、具体的な方針は示されなかった。斉藤鉄夫共同代表も「最大限努力する」と繰り返すばかり。
結党時の約束と現実とのギャップ。公明党に比例枠を譲り、立憲出身者は小選挙区で戦うという住み分けは、蓋を開けてみれば立憲側が一方的に損をする構図だったわけである。
そして代表選。有力候補と目されていた泉健太氏は「自分自身の中での条件がそろっていない」として不出馬を表明。火中の栗どころではない焼け野原を誰も拾いたくないということか。結局、出馬を表明したのは小川淳也氏と階猛氏。どちらも「神セブン」の一員である。
批判だけでは政権は取れない
わたしがもっとも懸念しているのは、中道改革連合がこのまま「批判政党」に逆戻りしてしまうことだ。
小川氏は会見で「高市政権の政策は国論を二分する」「経済政策に安心感を持っている人は少ない」と語った。政権を批判的立場から検証することは車の両輪だとも主張している。
もちろん、健全な批判は民主主義において不可欠である。しかし、批判だけで終わってはいけない。代替案を示し、実現可能な政策を掲げ、国民に選択肢を提供する。それができなければ、いつまでたっても万年野党のままだ。
泉氏は敗因について「高市さんの戦い方、自民党の戦い方が非常にたけていた」「資金力もあった」と分析した。SNS戦略で後れを取ったことも認めている。ならば、その反省を生かして何をするのか。具体的なビジョンが見えてこない。
選挙で負けたらその理由を真摯に受け止め、国民が何を求めているのかを考え直す。それが政党としての成長につながるはずである。ところが中道改革連合から聞こえてくるのは、内紛の声と旧来の批判路線への回帰。これでは次の選挙でも同じ結果になるだろう。
「神セブン」などと浮かれている場合ではない。国民の生活を守る具体的な政策を語れるかどうか。それができなければ、この党に未来はない。


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