
これは日本サッカー協会による「うっかり」なのか
それとも何か別の意図があるのか?
この画像を見た瞬間言葉を失ったわ。
これも多文化共生の上のJFAのお花畑なのか...
サムライブルーが消えた日
日本サッカー協会(JFA)が11月10日に発表した日本代表オフィシャルアンバサダーの画像が、SNS上で大きな波紋を呼んでいる。青いユニフォームを着たメンバーの背後に描かれた赤い円と幾何学模様。これが韓国の太極旗を連想させるとの指摘が相次いでいるのだ。
白地に赤、そして青という配色。背景の幾何学的な線は、太極旗の4つの卦を思わせる構成になっている。JFAは「意図していない」と否定したが、問題の本質はそこではない。
なぜ韓国資本が7割を占める芸能事務所のタレントを、日本代表のアンバサダーに起用したのか。この判断そのものが問われているのだ。
アンバサダーに就任したJI BLUEのメンバーが所属するLAPONEエンタテインメントは、韓国のCJ ENMが115億ウォン、吉本興業が50億ウォンを出資する合弁会社である。持分比率は7対3。
実質的に韓国企業と言っても過言ではないだろう。
スポーツナショナリズムの重みを軽視するな
サッカーという競技は、他のどのスポーツよりも国家意識と密接に結びついている。特に日韓関係においては、過去に深刻な事件が何度も起きてきた。2011年のアジアカップ準決勝でのキソンヨン選手による猿真似パフォーマンス。東日本大震災直後に韓国サポーターが掲げた「日本の大地震をお祝います」という横断幕。これらは単なるスポーツマンシップの欠如ではなく、政治的メッセージを含んだ挑発行為だった。
そうした歴史を持つ競技において、なぜ日本代表の顔となるアンバサダーに韓国資本の会社のタレントを選ぶのか。日本の芸能事務所は山ほどある。サッカー経験者のタレントも数多く存在するはずだ。
サッカーでも野球でも対韓国戦は、非常にセンシティブで取り扱い注意は常識でわかるだろう。
そのうえで、わざわざ韓国資本が関与する企業を選んだ理由を、JFAは明確に説明する責任があるだろう。
ネット上では「日本代表チームの関連費を韓国に流す意味がわからない」という声も上がっている。まさにその通りだとわたしは思う。日本代表を応援するファンが支払ったお金が、結果的に韓国企業の利益になる構造。これを疑問視するのは当然の反応ではないだろうか。
文化侵食への無警戒が招く事態
きょうび、エンタテインメント業界における韓国資本の影響力は急速に拡大している。K-POPの世界的な成功を背景に、日本の芸能界にも深く浸透してきた。それ自体を否定するつもりはない。自由な経済活動の結果だからだ。
しかし、国を代表するスポーツチームのアンバサダーという、極めて公的な性格を持つ立場にまで、その影響が及ぶことには慎重であるべきだ。文化交流と国家アイデンティティの保持は、バランスを取りながら進めなければならない。
今回の件でわたしが最も懸念するのは、JFAの危機管理意識の欠如である。太極旗を連想させるデザインについて「意図していない」と説明したが、意図の有無が問題なのではない。そう見えてしまう状況を作り出したこと自体が問題なのだ。
日本のスポーツ界において、ナショナリズムとの向き合い方はデリケートな課題だ。過度な排外主義は避けるべきだが、国民の感情を無視することもできない。その繊細なバランス感覚が、今回のJFAの判断からは感じられなかった。残念なことである。
サッカー日本代表は日本国民全体の誇りであり応援と羨望の対象だ。その象徴的な存在に関わる判断には、もっと慎重さが求められる。経済的な理由だけで選択を決めるのではなく、文化的・歴史的な文脈を踏まえた配慮が必要だ。
わたしたちファンは、ただ黙って受け入れるしかないのだろうか。いや、そうではないはずだ。声を上げ、疑問を投げかけ、説明を求める権利がある。
日本サッカー協会には、今回の決定に至った経緯と判断基準を、丁寧に説明してほしい。そして今後、同様の判断をする際には、国民感情により配慮した選択をしてもらいたいと切に願う。

