
まさか、こんなに早く与党復帰を口にするとは思わなかった。
公明党の斉藤鉄夫代表が神戸市での党会合で「再び与党として政策実現で力を発揮したい」と述べたというニュースを見て、正直開いた口が塞がらなかった。
中国共産党から指示が降りてきたのか?
連立離脱からわずか数カ月での方針転換
自ら連立政権を離脱したのは、つい最近のこと。その時は「原点に返る」「公明党の存在意義を見つめ直す」と大義名分を掲げていたはずだ。ところが蓋を開けてみれば、この発言である。
原点に返るどころか、与党の座への未練がにじみ出ている。
国交省大臣のポストはそんなに甘くておいしかったのかな?
公明党が連立を離脱した後、高市早苗政権は保守的な政策を次々と実現させてきた。これまで公明党がブレーキ役と称して阻んできた政策が、ようやく前に進み始めたのだ。
ブレーキ役と言えば聞こえはいいが、実際は足かせだったというのが正直なところだろう。
今こそ進めるべき重要政策
高市政権の支持率が高水準を維持しているのは、国民がこの保守的な政治姿勢を支持している証拠に他ならない。野党やオールドメディアが台湾有事を過度に国際問題化して政権批判を繰り広げても、国民の支持は揺るがない。
故・石原慎太郎氏が2013年の党首討論で「公明党は必ずあなたがたの足を引っ張る」と警告したことを、わたしたちはもっと重く受け止めるべきだった。
安倍晋三元総理も、憲法改正の最大の障壁が公明党であることを認識していたという。
その呪縛から解放された今だからこそ、スパイ防止法の制定や皇室典範の改正など、やるべきことを着実に進められる。
斉藤代表の発言からは、国交大臣ポストへの執着が透けて見える。地方議会選挙で威力を発揮するこのポストは、公明党にとって何よりも大切な利権だったのだろう。
政策実現というきれいごとの裏に、政権与党の旨味への渇望が隠されているのは明らかだ。
さらに気になるのは、公明党の媚中姿勢である。中国の意向に沿って与党内で立ち回られては、日本の国益を損なうばかり。
立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組といった野党と同様、もはや日本の進路にとって不要な存在だと国民の多くが感じているはずだ。
高市政権には簡単に倒れてもらっては困る。
次の総理が仮に小泉進次郎氏のようなリベラル寄りの人物になれば、公明党は間違いなく連立復帰を狙ってくるだろう。
そんな露骨な計算が見え見えだからこそ、今の政権が長く続くことを願わずにはいられない。
一度離脱した政権与党の座に、そう簡単に戻れると思わないでほしい。
日本国民はしっかり見ている。

