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国会論戦 塩村あやかより高市総理の方が2枚も3枚も上手でしたね

高市早苗 塩村あやか

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日本初の女性総理を数に入れない質問 国会で響いた大拍手が示した本質

まさか令和の時代に、日本初の女性総理を「数」から除外する質問が飛び出すとは思わなかった。

立憲民主党の質問に感じた違和感

6日の参議院代表質問で起きた出来事は、まさに永田町の本質を象徴していた。立憲民主党の塩村あやか議員が高市早苗総理に対して、「初の女性総理の内閣で、なぜ女性大臣が2人にとどまったのか」と質問したのだ。

わたしは最初この質問を聞いて、耳を疑った。というか、思わず「え?」と声が出てしまったほどである。だって考えてもみてほしい。目の前に立っている高市総理は、日本の歴史上初めて誕生した女性総理大臣なのだ。それなのに、なぜ「2人」という数え方になるのか。

塩村議員は「同じ女性だからこそ共有できる感覚がある」「女性政策をともに進めていきたい」と前置きしていた。だからこそ余計に違和感が強い。本当に女性の活躍を願うなら、まず目の前にいる女性総理の存在を認めるところから始めるべきではないだろうか。

痛快だった高市総理の切り返し

そして高市総理の答弁が、実に見事だった。「高市内閣の女性は2人ではなく、片山財務大臣、小野田経済安保担当大臣、私も入れると3名です」。さらに「とくに内閣総理大臣、そして史上初の女性財務大臣の誕生にも注目していただきたい」と続けたのである。

この瞬間、場内には大きな拍手が巻き起こった。それはそうだろう。この答弁は、単なる数の訂正ではない。「女性の活躍を語るなら、まずトップに立った女性をカウントしてください」という、至極まっとうな指摘なのだから。

わたしが注目したのは、この拍手が与党だけでなく、おそらく多くの議員から自然発生的に起きたように見えたことだ。政治的立場を超えて、多くの人が「その通りだ」と感じたのではないか。それほどまでに、塩村議員の質問には本質的な矛盾があったということである。

しかも高市総理は、史上初の女性財務大臣という重要なポイントもしっかり強調した。財務大臣は、総理に次ぐ重要ポストと言われる。そこに女性が就いたことの意義を、きちんと評価してほしいという姿勢が表れていた。

本来なら野党も、日本初の女性総理の誕生を一緒に喜び、そのうえで建設的な議論をするべきだったのではないか。「女性が2人しかいない」という批判ありきの質問は、かえって女性の活躍を矮小化してしまう。最も重要なポストに女性がいるという事実を、なぜ素直に評価できないのだろう。

この一連のやり取りを見ていて、わたしは改めて思った。政治における「女性活躍」の議論は、もっと本質的であるべきだと。数を増やすことだけが目的化してしまうと、こういうおかしな質問が生まれてしまう。大切なのは、能力のある人が性別に関係なく要職に就き、しっかりと仕事をすることではないだろうか。

今回の国会でのやり取りは、ある意味で痛快だった。高市総理の冷静かつ的確な切り返しが、多くの人の共感を呼んだのだから。この出来事が、今後の女性政策の議論をより建設的な方向へ導くきっかけになればと願う。

そして何より、わたしたち有権者も、こうした国会のやり取りをしっかり見て、何が本質的な議論なのかを見極める目を持ちたい。数字のマジックに惑わされず、誰がどんな仕事をしているのかを、きちんと評価していく姿勢が必要だ。

日本初の女性総理と女性財務大臣の誕生——この歴史的な瞬間を、もっと前向きに語り合える国会であってほしい、心からそう思う。

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